生活保護「1日1,000円」桐生市にて不適切支給問題
群馬県桐生市は、生活保護の受給者に対して、ハローワークに行ったかを確認して、1日千円ずつ渡し、生活保護費を全額支給していなかったことを昨年11月に新聞各社が報じ、全国的な注目を集めました。
生活保護「週に1万円」のケースも発覚…
桐生市が渡したのは総額の半分
「1日1000円」だけじゃなかった
桐生市が渡したのは総額の半分
「1日1000円」だけじゃなかった
(2023年11月30日 東京新聞)
(※市は保護行政に関して認印を1,944本保管していることを認めています)
一方で、度重なる職員の恫喝・威嚇行為については、「丁寧な対応をしていたが、相手がそう思っていなかった」と回答しました。桐生市は暴力団対策と称して保護係職員数人のうち、3人が警察 OBです。受給者や相談者に対し「税金でメシを食っている自覚があるのか」「俺の前で態度が悪い」等の発言が繰り返しされており、被害への更なる対応が必要になっています。
桐生市生活保護違法事件全国調査団では、3月4日「桐生市の生活保護行政に関する公開質問状」を桐生市 市長宛に提出し、3月29日まで回答を求めています。
桐生市HP
<生活保護業務の改善について>
<生活保護業務の改善について>
(2024年12月19日)
桐生市では、生活保護受給者数が2011年度1,163人から2022年度547人と半数以下に大幅減少しています。他市で受給者が増大する中、桐生市は生活保護受給者が半減した原因を自然減少としています。
群馬・桐生の生活保護、10年で受給者半減
際立つ取り下げ・却下率
(2023年12月18日 朝日新聞)
おまけ
生活保護利用者を尾行する警察OB(埼玉県志木市)
「尾行されて怖い」と市民から訴え
生活保護利用者を尾行する警察OB(埼玉県志木市)
「尾行されて怖い」と市民から訴え