20210614 補聴器補助

難聴高齢者の補聴器助成制度を!
仙台市民団体 2,564筆署名提出

 高齢化に伴い難聴者が増え、日常生活や社会参加も難しくなり、補聴器を求める声が大きくなっています。難聴ゆえに引っ込みがちになり、うつや認知症の要因となることが指摘されています。
 年金暮らしの高齢者には高額な補聴器を入手するのは困難なのが実情です。
 国際的に見ても日本の補聴器使用率は非常に低水準にあります。難聴を「医療」の分野として補助制度がある欧米と比べ、日本は「障害」の分野でとらえて助成対象を狭めていることが背景にあります。

 6月2日(水)補聴器に公的助成を要望する連絡会では、加齢に伴う高齢者の補聴器を購入するための助成制度の創設を求める2,564人分の署名を郡仙台市長宛に提出しました。
 参加者からは「メガネのように比較的簡単に購入できるようにしてほしい」「高齢者の認知症予防策としても考えてほしい」など意見が出されました。
 対応した健康福祉局長は「財源問題があり、すぐの創設は難しい。他自治体を参考に検証したい」と返答しています。



【先行事例】
 
  
line_dots4_green

地方議会「(加齢性)難聴者の補聴器購入公的助成を求める」意見書採択の状況(日本年金者組合HPより)…宮城県及び市町村各議会意見書は採択されていません。

〔千葉市での条例制定の動き〕

line_dots4_green