宮城県社会保障推進協議会(宮城県社保協)BLOG

宮城県社保協のブログです。 医療、介護、福祉など社会保障の充実をめざして、宮城県の39団体が手をつないで活動しています。

2021年12月

今年もお世話になりました。

22377920
22214335 (1)

コロナ災害を乗り越えるいのちとくらしを守るQ&A(12月16日版)/生活保護問題対策全国会議HPより

20210515 コロナ災害を乗り越えるいのちとくらしを守るQ&A

コロナ災害を乗り越える
いのちとくらしを守るQ&A
(2021年12月16日版)
生活保護問題対策全国会議HPより

 生活保護問題対策全国会議は、すべての人の健康で文化的な生活を保障するため、貧困の実態を明らかにし、福祉事務所の窓口規制を始めとする生活保護制度の違法な運用を是正するとともに、生活保護費の削減を至上命題とした制度の改悪を許さず、生活保護法をはじめとする社会保障制度の整備・充実を図ることを目的として、2007年6月に設立された団体です。法律家・実務家・支援者・当事者などで構成されています。

コロナ災害を乗り越える
いのちとくらしを守る Q&A

コロナ災害を乗り越える
いのちとくらしを守る Q&A(特例給付編)

公立刈田綜合病院の「民営化」はやめてください!~其の六十四 “山田市長の下で、また病院機能が失われ”

公立刈田綜合病院の「民営化」はやめてください!

病院のアイコン素材 4

2021年12月27日 白石市外二町組合 病院議会
山田市長の下で、またも病院機能が失われ

 

 12月27日 白石市外二町組合 病院議会が開催され、診療科目が縮小されたとのことでした。またまた、山田管理者の下で公立刈田綜合病院の大事な機能が失われました。その縮小内容について、応援団のみなさんから詳しい情報頂きました。ご紹介します。今回は “ 山田市長の下で、また病院機能が失われ ” です。

おじさん顔アイコン
 12月27日 白石市外二町組合 病院議会で、現在19診療科を13科にすることが決まりました。明日2022年1月1日から実施されます。診療科は以下の通りに……。結核・感染症病床廃止・移管に続き、またまた、山田管理者の下で公立刈田綜合病院の大事な機能が失われることになりました。

 12月28日の河北新報でもこのことが報道されましたが、記事には「みやぎ中核病院との連携プランに沿って…」とありました。
 しかし、山田市長が「民営化」を撤回しないため、この連携プラン協議は止まったままなんです。
 やれるところは連携プランに合わせて、肝心要の協議は止まっている。
 事実との乖離はこの記事からはわかりません。
 ちなみに連携プランが求める医師数にも届かず、現在常勤医12名。

今日までの診療科
1月1日からの診療科
内 科総合内科
消化器科消化器科
呼吸器科
循環器科循環器科
神経内科神経内科
小児科小児科
外 科総合外科
心臓血管外科
脳神経外科
整形外科整形外科
産婦人科産婦人科
眼 科眼 科
耳鼻咽喉科耳鼻咽喉科
皮膚科皮膚科
泌尿器科泌尿器科
リハビリテーション科リハビリテーション科
麻酔科
放射線科
病理診断科

宮城県知事記者会見(2021年12月27日) 「県内4病院の再編について」

20210911 3病院記者レク資料

宮城県知事記者会見(2021年12月27日)
県内4病院の再編について

◆ Q/ 4病院の再編の関係で、仙台市の郡市長から、県の見解に対して残念だという受け止めがなされたのと、あと、先日、仙台市の有識者の懇話会のほうでも、改めて県の見解に対しての受け止めというか、そういったものも議論されたかと思うが、この議論をご覧になったかどうかも含めて、今の知事の受け止めを教えてほしい。

■ 村井知事/ まず、市長の会見ですよね、非常に残念であるということなんですけれども、私がその前に、前日ですかね、プレゼンテーションをここでやりましたけれども、その内容についてお話しになったというよりも、私が情報を公開できることには限界があるんですよといったようなことについて残念だとおっしゃったように、新聞報道、テレビの報道から私は受け止めました。これについては見解の相違でありまして、私どもとしてはここが限界だと、どうしても民間の病院との関係で説明をしておりますので、民間病院が公開をしていいという情報までしか出せない、これはもう私としてはやむを得ないことだと思いますが、それについて郡市長は残念だというふうにおっしゃったと受け止めをいたしました。そのあたりについて、ちょっと私、報道からは分からなかったものですから、議事録も読んでおりませんので、ご理解をいただきたいと思います。
 数日前に、仙台市の懇話会が開催をされたようであります。これも報道から知る限りにおいては、全て参加された方が否定的なことをおっしゃったわけではなくて、肯定的な意見、やむを得ないのではないかといったような意見も出たようであります。また、仙台市立病院の院長先生でしょうか、がオブザーバー的に参加をされてお話をなさったそうですけれども、これについても、長い目で見たら必要ではないかというようなご発言もあったと聞いておりまして、そういった意味では、全てが反対、全てが賛成ということではなく、いろいろなご意見が懇話会の中で出たものと受け止めております。
 ただ、一つだけ、応需率という、救急車を呼んだときに病院に受け入れていただけるか受け入れていただけないかという、応じていただけるかどうかの率ですよね、応需率、これについてその会議の中で言及があったということなので、少し調べてみましたけれども、応需率の定義及び統計というものは正確なものはないと聞いております。仙台市の病院の応需率69.2%というのは、仙台市の消防局が独自に算出をされたものと受け止めておりまして、しっかりとした定義、しっかりとした統計というものはないようであります。しかし、いずれにせよ、消防が7割程度しか電話をして1回目で受け入れてもらっていないんだということであれば、これは今後しっかり考えていかなければならないと思います。
 私がこの間お話ししたのは、この場でお話ししたのは、今まで二つの病院が受け入れていただいている人が外に出て、そして外から入ってくる患者をもし二つの病院である程度飲み込むとすれば、仙台市全体の負担率は軽くなるんじゃないでしょうかというお話をいたしましたけれども、これは当然地域ごとで、また個別に考えていかなければならない。仙台市全体としては恐らく負担は軽くなると思いますけれども、またそれぞれの地域地域で当然変わってくると思いますので、これは今後病院をどこに造るかということがだんだん決まってくれば、それに基づいて、それをベースにどのような形で患者を搬送していけばいいのかというようなことは考えていかなければならない問題だと思っております。ただ、今はまだ病院をどこに造るかも決まっていない段階ですので、まだその協議を進めることもできないと。そういうことも考えながら、今後調整をしていきたいと思います。
 また、仙台市長が、それは宮城県さんが考えていただきたいということでありましたけれども、当然、県は主体的に考える立場にありますけれども、当然これは市町村、仙台市さんも一緒になってお考えいただく問題ではないかなと思います。先ほど、仙台市立病院の院長先生のお話と言いましたが、仙台市立病院の救命救急センター長のお話ということでした。大変失礼しました。

◆ Q/ 仙台市の受け止めというか考え方としては、やはり新しい病院のほうの受入れ機能というか、救急機能というものがどれくらい受け入れて、実際に仙台市の病院のほうで負担が軽くなるのかというイメージが湧かないと、なかなか首を縦に振れないというイメージを郡市長はお持ちだったように受け止めている。その2病院の規模感であったりだとか、医師も含めてだと思うが、そのイメージというものがどれくらい出せるものなのか、それを決めるに当たって仙台市の協議はどういった形で進むのかというイメージを教えてほしい。

■ 村井知事/ おっしゃるとおりですよね。どこに造るのか、どのぐらいの病床数にするのか、どういった診療科にするのか、それによって変わってくると思います。従って、そういったことも含めて、それプラス病院経営という視点も入れて、今後検討することになるということであります。それがこれからスタートするということですね。やっとスタートしたばかりということです。

◆ Q/ 仙台市もその議論というか、その中に要所要所で加わるということもあり得るということになるのか。

■ 村井知事/ うーん、議論している間に日赤さんなり労災さんからそういう話があって、仙台市さんのご意見も聞きましょうということになるかもしれませんけれども、常に全ての会議にどこかの市町村の方に入っていただくということは今のところ考えていないということです。今後の話合いの中で、仙台市の考え方も聞きましょうということになるかもしれません。それは分からないです。

◆ Q/ 救急医療に関しては、市の懇話会の中でもいろいろと課題があって、県のほうでもいろいろな課題を認識されているかと思うが、再編だけでは解決できない課題もあるかと思うが、そういったものはどういった過程で解決していくのか。仙台市としては、多分病院の具体が分からないとなかなか市内の調整もできないという主張だと思うのだが。

■ 村井知事/ そのとおりですね。病院の再編をして数だけ調整すればいいということではなくて、どのように連携を取っていけばいいのかといったようなことが非常に重要になってくると思います。既にもうそういった仕組みが仙台消防としてはきちんと出来上がっていますので、それをもう1回考え直さなければいけないという意味では、仙台市のご協力というのは必ず必要になってくると思いますし、仙台市消防さんのご意見も聞きながらよく考えていかなければならないと思っております。ただ、何度も繰り返しますけれども、まだそういったところにまで至っておりませんので、今後、さらにこの話を進めていったときには、黒川や名取、阿武隈、塩釜の地域の人たちのことだけではなくて、仙台市民の命をどう考えるかということも当然非常に重要なことになってまいりますので、出ていったことに対する影響というものをよく考えて、場所としてはどういった場所がいいのかということは、当然県としては考えながら主張していくということが重要だろうなと思っております。ですから、ある程度決まるときには、方向性が出てくるときには、仙台市さんの声もしっかりと聞きながら調整していくことになると思います。

◆ Q/ 確認だが、早めに救急体制を構築したいという仙台市のご意向があるが、まずは土台があってからという形ということか。

■ 村井知事/ そうですね。はい。

「なくそう! 就活セクハラ」LINE相談受付中/日本労働弁護団

セクハラLINE表-1024x619
セクハラLINE-1024x619

公立刈田綜合病院の「民営化」はやめてください!~其の六十三 広報しろいし 1月号~「シリーズ刈田病院 Chapter」はなくなって

公立刈田綜合病院の「民営化」はやめてください!

病院のアイコン素材 4

広報しろいし1月号
「シリーズ刈田病院 Chapter」はなくなって
 

 12月27日「広報しろいし1月号」が市HPにアップされました。今回、「シリーズ刈田病院 Chapter」は掲載されなかっということで応援団のみなさんからの投稿が届きました。今回は “ 「シリーズ刈田病院 Chapter」はなくなって ” です。

おじさん顔アイコン
 12月27日「広報しろいし1月号」が市HPに掲載されました。今回、「シリーズ刈田病院 Chapter」は載りませんでした。お休みなのか?終わりなのか?…。「住民説明会」開催もちょっと小さめかなと感じる掲載となっています。
このblogでも広報させて頂きます。
katta

【4病院再編統合・移転問題】仙台市長記者会見(2021年12月27日) 「4病院再編について」

kori

仙台市長記者会見(2021年12月27日)
「4病院再編について」

Q/ 先週の金曜日にあった4病院再編の、(仙台市の医療提供体制に関する)懇話会の関連でお伺いします。懇話会の意見交換というか議論の中で、救急医療の中で仙台市内の救急の応需率が低いというような課題が指摘されて、中には市内2病院が移転しても応需率を高めれば何とかなるでしょうという意見だったりだとかそういった趣旨の発言もあったかと思いますが、この応需率が低いという課題について今どのようにお考えなのか、そして今後どのように対応していくのかというところを教えてください。

 郡市長/ 医療関係者の方々からのこういうふうなことが考えられるのではないかということで、仙台市内における応需率の低さについて話があったところですけれども、現場の消防が考えている応需率というのとまた医療機関の応需率というのは微妙に違っているのだろうというふうに考えてもいるところです。そういう意味では確かに全国平均からいいますと少し仙台市の場合は低いということもありますけれども、しかしこの2つの病院が市外に出て行けばそれが改善されるというようなことは甚だ疑問であるということも、どういうような診療科が設けられるのかですとか体制がどうつくられるのかということもあって、そこには直結しないというふうに認識をしました。

Q/ 追加で伺いたいのですが、今、医療の専門家の考える応需率と消防の現場で考える応需率というのが少し違うというような言葉だったのですが、どういうことなのかもう少しご説明いただけますか。

 郡市長/ 実際に他の地域で救急医療に当たられていた先生方から、電話がかかってくれば救急要請があれば必ず受けるというふうなお話がありましたけれども、今、現場の消防からは、電話をかけても電話に出てもらえないように、中でスタッフの皆さんたちが忙しいのかどうかちょっとそこまでよく分かりませんけれども、そういうこともあったりするというふうに聞いております。つまり現場に(要請を)受けられる余裕があるスタッフがいること、診療科がちゃんと求められるものがあること、それからまたお医者さんだけじゃなくてスタッフや機材等々もあること、全てを勘案してのことだというふうに思うのですね。そういう意味では現場で救急隊が電話をいくつかしている中には、(要請を)受けたいのだけれども必ずしも受ける余裕がないというところも含まれていると、そういうふうに考えております。そういうわけで少し違いがあるのではないかと思うところです。

Q/ 先ほどこの応需率、全国より少し低いけれども2病院の移転に関しては直接影響はしないというお話でした。今回の4病院再編のところは置いておいて、仙台医療圏、仙台市内の医療体制について考えるというところでその応需率の低さというところを一つ課題としていて、市民のタクシー代わりの利用が結構あるのだとかという指摘もありましたけれども、一つ市内にある救急医療の問題点として、この応需率の低さ、市民の利用体制というところについてはどのようにお考えになっていて、今後どのような対応を取るというお考えでしょうか。

 郡市長/ 今回の懇話会は、図らずも救急医療とは何かその根源的なところも含めて、専門家の皆さま方からお話をお聞きすることができたというふうに思います。市民の皆さんたちお一人お一人も、救急医療の現場の状況も頭に置きながら自分でちょっと近くの医院に行った方がいいというふうに判断していただけるケースはぜひそのようにしていただいたり、救急車を呼ばずとも対応してもらえることも十分にあるのだろうというふうにも思いましたし、あるいは救急医療を担う人材の育成についてもこれまた重要な課題であるというふうに思いますし、そもそも病院経営にとって救急医療を受けることが経営の診療報酬等々の兼ね合いでどうなのかという、こういう議論もあるのだろうというふうに改めて認識をさせていただきました。そういう意味では今回の病院の統合、合築というこういう問題の中で、改めて市民の皆さま方に公開(開催)ですから知っていただくいい機会になったのじゃないかと思います。

確定申告のワンポイントアドバイス(5)所得税の計算方法 概要/全商連HPより

211220-08
*詳しくは上記クリック

確定申告のワンポイントアドバイス(5)
所得税の計算方法 概要

 所得税の計算は、まず、収入の性質によって所得を10種類に区分し、おのおのの所得(図、イ・ロの①~⑩)を計算します。①~⑦の所得は「イ、総合課税」の所得と呼ばれ、全ての所得を合計した上で税額を計算します(図、左側の流れ)。
 一方、⑧~⑩の所得は「ロ、分離課税」の所得と呼ばれ、それぞれの所得だけで税額を計算します(図、右側の流れ)。(全商連HPより) 

週ナカ Weekly News(2021年12月21日~27日)

20210706-0712

週ナカ Weekly News
~ 気になるニュースあれこれ ~
(2021年12月21日~27日)
*一部、会員登録必要の記事あり

 (2021年12月27日 創)

 (2021年12月27日 毎日新聞)

 (2021年12月27日 NHK)

 (2021年12月27日 朝日新聞)

 (2021年12月26日 朝日新聞)

 (2021年12月25日 NHK)

 (2021年12月25日 KHB東日本放送)

 (2021年12月24日 NHK)

 (2021年12月24日 ダイヤモンド・オンライン)

 (2021年12月23日 河北新報)

 (2021年12月23日 河北新報)

 (2021年12月23日 河北新報)

 (2021年12月22日 KHB東日本放送)

 (2021年12月22日 河北新報)

 (2021年12月22日 仙台放送)

 (2021年12月22日 NHK)

 (2021年12月21日 福祉新聞)

 (2021年12月21日 河北新報)

【4病院再編統合・移転問題】第2回 仙台市の医療供給体制に関する懇話会「4病院の再編に係る仙台市の対応について」~YouTubeチャンネル「せんだいTube」配信

20210124-2

第2回 仙台市の医療供給体制に関する懇話会
4病院の再編に係る仙台市の対応について

 令和3年9月に宮城県が公表した「政策医療の課題解決に向けた県立病院等の今後の方向性について」(以下、「県方向性」という。)に関し、11月15日(月)仙台市は「本市の考え」を宮城県に提出しました。また、県方向性及び本市の医療体制の現状や課題等について有識者等から意見聴取をするため「仙台市の医療提供体制に関する懇話会」を設置し、12月24日に第2回目の懇話会が開催されました。

● 次第

確定申告のワンポイントアドバイス(4)白色申告と青色申告/全商連HPより

211213-08
*詳しくは上記クリック

 確定申告のワンポイントアドバイス(4)
白色申告と青色申告

 事業を営んでいる人の確定申告には、白色申告と青色申告の二つの方法があります。白色申告が原則的な方法ですが、政府、国税当局の「記帳の水準を高めるため」という思惑から1949年、所得税法に青色申告制度が導入されました。そして、青色申告を推奨するための見返りとして、68年には一定の要件の下、生活を共にしている家族への給与が経費と認められる青色専従者控除制度が、続いて72年には一定額が所得から控除される青色申告控除制度がそれぞれ創設され、現在では幾つかの特典ができています。(全商連HPより) 

公立刈田綜合病院の「民営化」はやめてください!~其の六十二~河北新報「〈2021年 宮城を振り返る〉刈田病院の民営化問題」を応援団で考えてみました。

公立刈田綜合病院の「民営化」はやめてください!

病院のアイコン素材 4

2021年12月23日の河北新報
「〈2021年 宮城を振り返る〉刈田病院の民営化問題」を
応援団で考えてみました。
 

 この間の公立刈田綜合病院を巡る河北新報の報道姿勢には、応援団にも住民から異論を唱える声が多く寄せられているそうです。民営化反対の住民組織にはほとんど取材なく報道され続けた記事。今回「〈2021年 宮城を振り返る〉刈田病院の民営化問題」について、この記事に沿って応援団なりに書いてみたそうです。今回は “ 応援団ならこう書きます ” です。

おじさん顔アイコン
 この間の公立刈田綜合病院を巡る河北新報の白石市側の主張に力点を置いた報道姿勢には、応援団にも住民から異論を唱える声が多く寄せられています。以前の見出しでは「週刊誌?」との意見も…。今回、記事にはない住民の動きも入れた〈2021年 宮城を振り返る〉を応援団なりに書いてみました。

~ 応援団ならこう書きます。
応援団版「〈2021年 宮城を振り返る〉刈田病院の民営化問題」

 公立刈田総合病院(白石市)の公設民営化を巡る問題は、山田市長の思惑通りには進まず、2町長合意なく「専決処分」等々、「民営化」強行する姿勢が、市町間の大きな溝をつくったまま、病院組合解散へと進み始めるも、その協議も難航してる。

 山田市長の思惑では、2022年4月から公設民営化するにあたり、この秋に民間医療法人選定するはずだった。しかし、民営化への「専決処分」強行(後、自ら撤回)、市長自ら提出した「民営化できる」条例改正案は病院組合で2度否決。しかも、民営化の際、委託先と市長が考えていた今年4月からのボランティア医師派遣の民間法人は9月末に撤退

 住民ら15,539筆の「民営化撤回」署名「山田市長への手紙」349通が提出されたが、一方、市長後援会メンバーを中心とした団体が「公設民営化を求める請願」を再度提出した市議会では、賛成派議員の数を力に請願審査が進められたが、本会議当日、議員1名の欠席により否決。市政史上稀に見る結果となった。

 事態が動いたのは10月。「公設民営化」ではないという民意がはっきり示されていたが。病院正副管理者は「2023年3月末に組合を解散」との期日を決めた。

  その背景には、山田市長が「公設民営化」を言い続けているうちは、東北大学からの医師派遣が見込めず、医師確保も求人情報掲載や医療コンサルに委託せざるを得なくなり、先が見えない。医師も12名となり、医業収益増も見込まれず、このままでは赤字額が増え続けることを両副管理者は憂い、止むに止まれず組合解散時期を決断したと考えられる。
 
 組合解散時期を確認後、病院正副管理者と構成3副市町長による6者会議が開かれ、「白石市外二町組合の解散に関する覚書(案)策定に向けた事前確認10項目」について議論が進められている。

 そして現在。解散協議で「事前確認10項目」の負債・負担割合で、負担の増額(対象となる負債約31億円を三分の一ずつ)を求める市に対し、規約に沿った負担割合を主張する2町で意見は折り合わない。
 あえて反発が予測される提案をする市のやり方は変わっていない。

  期限が示されたが、県の進める中核病院との連携協議も止まったままの状態が続き、県南圏域地域医療の今後は見えていない。医業収入の要の医師確保も滞る事態を招いている市長のやり方では病院をなくしてしまうのではないかと危惧する声(住民)も聞こえる。

 市の一方的な主張が広報され、市に寄り添った報道などに疑問を覚える住民は、今も定期的な「民営化反対」のスタンディングを市内各所で行っている。
 その住民の活動に寄り添いながら、来年も公立刈田綜合病院を巡る情報を独自の視点で発信をしていく。
(公立刈田綜合病院「民営化」撤回署名応援団)

[メモ] 公立刈田総合病院の医業収益は、新型コロナ感染症拡大の影響と、医師不足も相まって悪化している。白石市長の私的諮問機関として6月に設置された「(刈田病院)運営検討委員会」は、病院運営の抜本的見直しを求める中間報告を市長に提出したが、その後、会議は開かれず「最終報告」を出す見通しも見えていない。

仙台市9月市議会 振り返り~【4病院再編統合・移転問題】 本会議(最終日)決議案審議 自由民主党 岡部恒司市議会議員

市議会
*上記写真クリックすると議会中継画面になります

仙台市9月市議会/最終日(本会議)
自由民主党 岡部恒司市議会議員
令和3年第3回定例会(第10日目)
( 2021年10月12日 火曜日 )

 岡部恒司市議会議員
 ただいま議題となりました決議案第二号市内病院を含む病院再編に関する宮城県等による協議に関する件につきまして、御説明をいたします。
 宮城県においては、昨年八月以来、関係者による仙台赤十字病院、東北労災病院、県立がんセンターの連携、統合に関する協議を進めてきました。
 仙台赤十字病院と東北労災病院は、合わせて市内救急搬送のおよそ一割を受け入れているなど、本市医療提供体制において大きな役割を果たしている医療機関であります。
 これらの病院の統合、再編は、市民生活に大きな影響を与えるものであり、地域住民や医療関係者などから、不安や懸念を示す切実な声が上がり、本市としても宮城県に対し、市民、関係者の理解を得ながら進めるべきことや、積極的な情報提供を行うことなどを求めてきました。
 また、この間、新型コロナウイルスの感染拡大により、医療提供体制の新たな課題が明らかとなったところです。
 このような状況の中、宮城県においては、本市、関係者等に対する説明がないまま、九月九日に、仙台赤十字病院と県立がんセンターの統合、東北労災病院と県立精神医療センター合築の二つの枠組みから成る方向性を示し、関係五者による協議を開始することを公表いたしました。
 これに対し、本市議会は、宮城県において、本市に対する積極的な情報提供を行い、医療提供体制の影響を受ける自治体をはじめ、市民、県民、医療関係者などの声に真摯に耳を傾けるとともに、熟慮の上、慎重に判断するよう求めるものです。
 また、市当局においては、市民の命と健康を守るため、本市における適切な医療提供体制が確保できるよう、適時適切な対応を行うとともに、宮城県との議論の機会を積極的につくるよう、さらに努めることを求めるものであります。
 以上、趣旨を御理解いただき、各位の御賛同をお願いする次第であります。
 御清聴ありがとうございました。


 市内病院を含む病院再編に関する宮城県等による協議に関する件
ketugi

確定申告のワンポイントアドバイス(3)節税―余計な税金を払わない/全商連HPより

211206-09

*詳しくは上記クリック

確定申告のワンポイントアドバイス(3)
節税―余計な税金を払わない

 私たちは申告納税制度によって、所得金額や納税額を自ら決定することができます。余計な税金を払いたくないというのは、個人事業主から大企業まで変わりません。今回は節税について解説します。
 確定申告は所得計算と各種控除を行うなど、幾つかの計算を行って納税額を確定させます。事業経費を例に考えてみます。(全商連HPより)

公立刈田綜合病院の「民営化」はやめてください!~其の六十一~白石市議会12月定例会振り返り&

公立刈田綜合病院の「民営化」はやめてください!

病院のアイコン素材 4

白石市議会12月定例会を振り返り&
 “ 今の市長のやり方では ” 
 

 いつも全国から多くのアクセス頂いている「公立刈田綜合病院民営化問題」、ありがとうございます。今回、お知らせしてました「白石市議会12月定例会を振り返り」です。市議会初日から、公立刈田綜合病院についての質疑がありました。この質疑を聞いて、応援団のみなさんからご意見届きましたのでご紹介します。

おじさん顔アイコン
 12月白石市議会初日、1100万円を投じ医療コンサルに医師確保をお願いしているが、9月末のボランティア医師撤退後、これまでどうなっているのか?という質問に対して市長からは、医療コンサルから新たに2名の推薦があり病院に紹介をかけましたが、「総合的に判断」して病院側は採用しないことになったとのことでした。
動画のアイコン素材
〈議会WEB視聴〉

 また、別の市議から「解散に向けた協議がどうなっているのか?」との質問には
動画のアイコン素材
〈議会WEB視聴〉
・副管理者(蔵王町長.七ヶ宿町長)が「公設公営」にこだわって、今の状況を迎えている。
・ほとんど救急も今受け入れられない状況になっている。
・今のやり方(「公設公営」)にこだわっていたのでは等々答弁しています。
 この答弁に対して応援団はこう考えます。
 “今の市長のやり方では”

 答弁で「副管理者(蔵王町長.七ヶ宿町長)が「公設公営」にこだわって、今の状況を迎えている。」と発言していますが、現状は山田市長が「公設民営化」を撤回しない限り、東北大学からの医師派遣は遠のき、県地域医療連携プランも協議も現在止まったままなんですね。
 ですから、東北大学からの医師派遣が見込めず、医療確保も求人情報掲載や医療コンサルに委託せざるを得なくなってしまっています。医師も12名となり、医業収益増も見込まれず、このままでは赤字額が増え続けることを両副管理者は憂い、止むに止まれず組合解散時期を2023年3月末と決めた経過があります。
 
 山田市長就任から現在まで、救急もうけいれられなくなり、本来出来ていた医療も失ってしまいました。
 白石市では市単独で医師確保に向けて1100万円(内、消費税100万円)で医療コンサルに委託していますが、この間、市長自ら医師確保に向けた個別のアプローチをしているとの話もあるやに聞こえてきます。しかし、医業収入の柱である医師は現在12名のまま。結局、病院経営は歳出抑制の方向に舵を取らざるを得ないのが現状です。病院職員の“働きがい”に大きな影響が出るのではないかと心配してしまいます。

 一方、山田市長が掲げる「公設民営化」については、住民説明会で「反対している人がいるから、提案が出来ない」と語り、具体的な「公設民営化」の青写真も示していません。
 今回も「民間活力の最大限の活用」と抽象的なことばで、その内容は全く見えていません。

 このように経営赤字と病院組合への操出金額を強調して“「公営」では続けられない ” といわれるような状況作りが進めているのが、市長のやり方ではないかと感じざるを得ませんでした。

関連ブログ
BLOGアイコン
“「公営」では続けられない ” といわれるような状況作りが進められ


【別の視点で、もうひと言】
~ここも変だよ。公立刈田綜合病院~

寺谷一紀と い・しょく・じゅう!「医療知ろう!」~12月16日 「アトピー性皮膚炎について」

radio2021
【ここをクリック】
寺谷一紀と い・しょく・じゅう!「医療知ろう!」
(兵庫県保険医協会提供)

「医療知ろう!」12月16日
「アトピー性皮膚炎について」


 12月16日の「医療知ろう!」では、アトピー性皮膚炎について、神戸市中央区で、はやし皮ふ科クリニックを改行されています院長の林宏明さんにお話を伺いました。

確定申告のワンポイントアドバイス(2)給付金や協力金などの課税について/全商連HPより

211129-05
*詳しくは上記クリック

確定申告のワンポイントアドバイス(2)
給付金や協力金などの課税について

 2022年の確定申告で、給付金や協力金を、どのように取り扱えばよいか解説します。
 昨年は、コロナ禍での国民生活を支援する目的で、国民全員を対象に給付された特別定額給付金(一人一律10万円)がありましたが、今年はこのような給付金はなく、国からの一時支援金や月次支援金の給付や都道府県からの時短協力金などがあります。営業時間短縮の要請期間が長かったことにより、支援金や協力金などで、年間収入が1千万円を超える人も出てくるでしょう。(全商連HPより)

《せんだい映画情報》

映画・ムービーの鑑賞会のアイコン素材
〈今週観に行きたい映画〉

ムービーの映画フィルムロールアイコン

 フォーラム仙台 12/24(金)~1/6(木)予定
 (1967年製作/101分/イギリス)
 ジョイは泥棒稼業のトムと成り行きで結婚。子供もできたものの、トラブル続きでトムは逮捕。その後、夫の仲間のデイヴと親しくなっていくが、彼もまた逮捕されてしまい…。巨匠ケン・ローチの記念すべき映画デビュー作。60年代ロンドンの労働者階級の生活を実直なリアリズムで描く。

ムービーの映画フィルムロールアイコン

 フォーラム仙台 12/24(金)~1/6(木)予定
 *公式HP
 室町時代末期に中近東からシルクロードを経て伝わった紅花は、今も山形の地に息づいている。手軽で安価な化学染料にとって代わられた紅花がいまだに愛され続けるのはなぜか。『世界一と言われた映画館』の佐藤広一監督が栽培から染色まで4年をかけて撮影した現代の守人たちの物語。

line_dots4_green

〔最新の情報は公式サイトから〕
〔サービスデイ〕  *詳しくはHPで
・ファーストデイ   毎月 1日   1,200円
・水曜サービスデイ(毎週水曜日、どなたでも)1,200円

〔サービスデイ〕  *詳しくはHPで
・ファーストデイ   毎月 1日    1,200円
・TOHOウェンズデイ 毎週水曜日   1,200円

〔サービスデイ〕  *詳しくはHPで
・ファーストデイ   毎月 1日   1,200円
・フォーラムデイ   毎月15日        1,200円
・レディースデイ   毎週火曜日  1,200円
・メンズデイ     毎週水曜日      1,200円

医療どぉ~ナル!」12月24日 「薬が足りない!」


らじお
【ここをクリック】
 寺谷一紀の「医療どぉ~ナル!」
(大阪府保険医協会提供)

「医療どぉ~ナル!」12月24日
「薬が足りない!」

 12月24日の「医療どぉ~ナル!」では、以前ご紹介しましたジェネリック医薬品が不足している現状のその後について、大阪府保険医協会 理事長の宇都宮健弘さんにお話を伺いました。

確定申告のワンポイントアドバイス(1)早めに準備を始めよう/全商連HPより

211122-08
*詳しくは上記クリック

確定申告のワンポイントアドバイス(1)
早めに準備を始めよう

 日本国憲法は「主権が国民に存する」旨を宣言し、私たち国民が主権者として「自分の税金は自分で決める」こととなっています。これは私たちに認められた「申告納税」という基本的な権利です。この権利の上に立ち、1年間の所得(もうけ)や税額を確定させるのが確定申告です。また、確定申告書に記載した所得などは、住民税、国民健康保険(国保)料・税、後期高齢者医療保険料などの税額、保険料の決定資料となります。申告期限の間際に焦って計算すると、思わぬ税金を納めてしまうこともありますから、早めの準備がとても大切です。(全商連HPより)
応援クリックを!


ブログランキング・にほんブログ村へ

PVアクセスランキング にほんブログ村
QRコード
QRコード
記事検索
宮城県議会/新着
県保健福祉部/重要
県保健福祉部/新着
 
県国保医療課/新着
県医療政策課/新着
県長寿社会政策課/新着
県障害福祉課/新着
 
 
 
宮城県社会保障推進協議会Blog - にほんブログ村

にほんブログ村 ニュースブログへ

にほんブログ村 政治ブログ 医療・年金問題へ

にほんブログ村 ニュースブログ 話題のニュースへ

にほんブログ村 介護ブログへ

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ








-天気予報コム-
カテゴリ
  • ライブドアブログ