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日本から酪農・畜産の灯を消すな!
政府は経営支援策をいますぐに!


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詳しくは上

 いま、日本の酪農・畜産は、史上最悪の危機に直面しています。

 飼料をはじめ、あらゆる生産資材、光熱費などが高騰しているにも関わらず、生産費の上昇を乳価や畜産物価格に転嫁できず、雪崩を打つように離農・廃業・倒産しています。北海道では2020年には5,800戸いた酪農家が、現在では5,000戸を割る事態にまで陥り、都道府県でも昨年は各地で1割近い酪農家が廃業しています。このままでは日本から、酪農・畜産産業の灯が消えかねない非常事態です。

 しかし政府からは、離農・廃業を食い止める有効な対策は打ち出されていません。乳製品の過剰在庫が乳価引き上げの足かせになっている一方、輸入は一向に減らされず、牛の淘汰に補助金が出されています。酪農家が切望する緊急の経営支援は検討すらされず、乳価の引き上げ交渉に国が責任をもってイニシアチブを発揮することもしていません。

 今の事態が続けば、国民は国産の牛乳や畜産物を手に入れることが困難になります。また、耕種農家は、生産に必要なたい肥を安定的に入手できなくなり、営農に影響がでてしまいます。

 国民の命と食料の安定供給を守ることは、国の責務です。日本から酪農・畜産の灯が消える前に、一刻も早く、酪農家・畜産農家への実効性ある支援対策が行われることを求めます。(changeorgより)