20210911 3病院記者レク資料

県立がんセンター、東北労災病院、仙台赤十字病院、県立精神医療センター
県立がんセンターと仙台赤十字病院を統合 新たに整備の方針

3病院を巡る主な動き〈振り返り〉
パート1〈2020年〉

■ 始まりは昨年8月4日 村井県知事臨時記者会見
 昨年8月4日、村井県知事は臨時の記者会見を開き、総合的ながん治療の提供体制の構築に向け、県立がんセンター(名取市、383床)と東北労災病院(仙台市青葉区、548床)、仙台赤十字病院(太白区、389床)の連携、統合に向けた協議を始めると正式に発表しました。「年内に一定の方向性を出したい」と述べ、速やかに議論する」考えを示しました。

2020年
・9月8日、富谷市が統合移転を想定し富谷市への誘致に名乗りを上げる。

9月17日、県医労連など4団体が3病院統合反対の要請書を宮城県へ提出

・9月17日、富谷市議会で「誘致に全面協力」の決議を採択

・9月17日、名取市・岩沼市・亘理郡の3医師会が統合後の新病院を名取市に立地求める要望書を村井知事に提出し、非公開で懇談。

・9月29日、名取市議会で「県立がんセンターの市内存続」決議を全会一致で可決。

・〔村井県知事定例記者会見〕(2020年10月5日)

・〔河北新報社説〕(2020年10月9日)
 「宮城3病院連携・統合/地域に影響 功罪の吟味を」

・〔郡仙台市長会見〕(2020年10月13日)

10月14日、仙台市太白区連合町内会長協議会「仙台赤十字病院の存続を」要望書を仙台市に提出

10月28日、連合など3団体「県立がんセンター現地存続」を求める要望書提出

10月30日、県医労連など4団体が3病院統合反対の要請書を仙台市へ提出

11月12日、仙台市太白区選出の自民党・公明党の県議団・市議団「仙台赤十字病院、現地存続」を求める要望書を県知事へ提出

11月16日、仙台市議会正副議長が郡市長と懇談(非公開)「宮城県に反対表明を」

・〔郡仙台市長会見〕(2020年11月17日)

11月17日、仙台市青葉区連合町内会「東北労災病院・仙台赤十字病院の移転反対を求める」要望書を郡市長へ提出

・〔河北新報社説〕(2020年11月21日)
 「宮城3病院統合・連携/効率化先行なら患者困惑」

11月24日、仙台市選出の自民党・公明党市議が「統合ありきの議論しないで」、村井県知事に要望書を提出

11月25日、仙台市医師会青葉区・太白区両ブロック副代表幹事「東北労災病院.仙台赤十字病院の現地存続を望む」要望書を郡市長へ提出。「現状に危機感を持っている」

11月27日、共産党市議団「3病院統合・移転反対求める」要望書を郡市長へ提出

・11月27日、村井知事と郡市長が会談“3病院連携・移転”議論は平行線

12月1日、仙台市太白区選出の立憲民主党・共産党など県会議員・市会議員が「仙台赤十字病院移転反対」要望書を宮城県へ提出

・〔郡仙台市長会見〕(2020年12月1日)

12月2日、県医労連が東北労災病院職員アンケート調査を公表。「移転反対、職員の8割」

・〔河北新報社説〕(2020年12月9日)

12月9日、11月県議会で村井県知事答弁「年内結論は難しい」「ゼロベース。統合ありきではない」と強調

・〔村井県知事定例記者会見〕(2020年12月14日)

・〔村井県知事定例記者会見〕(2020年12月21日)

12月22日、名取市増田西地区町内会連合会「県立がんセンター現地存続を求める」要望書を名取市長へ提出

12月24日、仙台市医師会青葉ブロック「東北労災病院.仙台赤十字病院の現地存続を求める」署名簿(約5000筆)を仙台市に提出

・〔河北新報社説〕(2020年12月29日)
 「宮城3病院統合・連携/あまりにハードル高過ぎる」

《つづく》